『芽かぶの郷土料理』 ◆ 体力にねばりがつく! ◆ 

 「生長したわかめの茎の下にヒダヒダ状にできたところが芽かぶです。
わかめの胞子ができるところで、それを細かくカットした物を流通商品名 『めひび』いうわけです。
近年、食物繊維のアルギン酸やフコイダン、ミネラル、ビタミンが多量に含まれて いることが分かり、
俄然注目されました。 
 俗に「ワカメの王様」とも言われます。 黒褐色で、ねばり気が多く、包丁でたたくとトロロイモのように
ねばります。
 


◆ 岩手県盛岡に、全国でもめずらしい芽かぶ料理の専門店があります。

その名も「めかぶ家」。  店の献立には、芽かぶの、とろろ飯、ととろそば、イカとの和え物、
などが並びます。  

その他、わかめや珍味のマツモ(春に当店でも販売しています)、ウニ、ホヤ、 魚貝などの
磯料理も吟味されている、うれしいお店。  

芽かぶは、どの料理にもあのねばり気を上手に生かすことが、たいせつです。  
「芽かぶは、大きいものほどねばりも風味もあります。小さいものはそれがとぼ しく、
料理したあとでねばりが消えやすいですね。」(めかぶ家・主人)  

 飯やそばにのせても、ふんわり盛り上がって、粘りの消えないものなら風味がいいのですね。  
けれどもつくって時間がたちすぎると、ねばりがとぼしくなります。
それで「つくるタイミング、食べるタイミングがたいせつです」(前同)  
というのが、芽かぶ料理のいちばんのコツというわけですね。  

 芽かぶの、そのようなタイミングと風味を生かした《とろろめし》は素朴で栄養満点!!  
酒のあとにもいいし、体力にもねばりがでてくる取り合わせなのです・・・・